2000年6月21日付 株価関連情報 


マネックス証券が手数料1%のネット専用株式投信を販売

ソニーなどが出資するインターネット取引の証券会社であるマネックス証券と第一勧業アセットマネジメント(DKA)は、6月15日、日本初のオンライン証券専用ファンド「マネックス・日本成長株ファンド」 (愛称はザ ・ファンド@マネックス)を設定し、販売すると発表した。このファンドの注目点は2つ。1つは販売手数料が低いこと。1000万口未満で1%、1000万口以上なら無料 になっている。現在、株式投信の販売手数料は3%が主流であることを考えると、ついにネットがもたらす価格破壊の波が株式信託手数料から投信の販売手数料にも広がってきたといえよう。もう1つの注目点は、日本でも屈指のファンドマネージャーであるDKAの佐久間康郎氏が、IT関連企業に的を絞ったこのファンドを運用することだ。ちなみに同氏は、「DKA株式オープン」で99年度のモーニングスター社の最優秀賞を受賞、加えて、スタンダード&プアーズのセレクト・ファンドにも選定され、日本の運用業界では、いわば、タイガーウッズのような存在。それだけに、このファンドは、好成績が期待できる。なお募集開始は6月19日からで、設定日は7月26日が予定されている。



Copyright(c)2000 日本株式新聞社 All Rights Reserved.